ISBN:4103971088 単行本 恩田 陸 新潮社 2007/03 ¥1,470

恩田陸さんの短編小説集です。とっても不思議なオハナシです。正に恩田ワールド。印象的な台詞をご紹介。

かつて人間の身体に付いていたものって身体を離れると、どうしてああもおぞましいのかしら。髪の毛だって、恋人の頭についていればとても愛しいのに、離れてしまうとあんなに嫌なものってないわよね。

本当にそうですね。同感。

個人的には冷凍みかんのオハナシが好きです。地球が縮小化された地球と連動する影響力のあるものを、自分のさじかげんでどうにでもなるのだとすれば、そんなコワイことはないですよね。いやー、考えさせられました。

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