手紙

2006年11月15日 読書
ISBN:4167110113 文庫 東野 圭吾 文藝春秋 ¥620

丁度今、映画化されているんですよね。そうとは知らずに読み始めてから気がつきました。

差別について深く考えさせられる作品でした。強盗殺人犯の兄をもった弟というレッテルを貼られた主人公が、どのような道を選んで生きていくのか、とても興味深かったです。ほとんどの人が差別意識を感じたことがあると思うけれど、それを肯定する意見っていうのは私もこれまで聞いたことがなかったので、衝撃的でした。ラストは予想通り泣きました。あー面白かった。

ストーリー         ★★★★☆
登場人物の魅力    ★★★☆☆
文章(共感度、美しさ)★★★★☆ 
総合           ★★★★☆

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