ISBN:4167672030 文庫 角田 光代 文藝春秋 2005/07/08 ¥500
登場人物が短編ごとにいれかわる。角田光代さんのお得意な展開です。どうして、こんなにもいろんな立場の人の気持ちがわかるんだろう。私なんて、いつも自分の尺度でしか考えられなくって、最近になってようやく人の痛みがわかるようになってきたのに。
この本の中では、人の隠しておきたいような内面がむき出しになっていて、読んでいて気持ちのいいものではなかったけれど、なるほどな、と納得するところが多かったです。
それぞれの立場の人間が、それぞれの立場や役割を演じているけれど、本当に考えていることって自分にしかわからないことだから、そんな当たり前のことが、この本を読んでいるとすごく伝わってきて、少し背筋が寒くなりました。
ストーリー ★★★☆☆
登場人物の魅力 ★★☆☆☆
文章(共感度、美しさ)★★★☆☆
総合 ★★★☆☆
登場人物が短編ごとにいれかわる。角田光代さんのお得意な展開です。どうして、こんなにもいろんな立場の人の気持ちがわかるんだろう。私なんて、いつも自分の尺度でしか考えられなくって、最近になってようやく人の痛みがわかるようになってきたのに。
この本の中では、人の隠しておきたいような内面がむき出しになっていて、読んでいて気持ちのいいものではなかったけれど、なるほどな、と納得するところが多かったです。
それぞれの立場の人間が、それぞれの立場や役割を演じているけれど、本当に考えていることって自分にしかわからないことだから、そんな当たり前のことが、この本を読んでいるとすごく伝わってきて、少し背筋が寒くなりました。
ストーリー ★★★☆☆
登場人物の魅力 ★★☆☆☆
文章(共感度、美しさ)★★★☆☆
総合 ★★★☆☆
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