ISBN:4093861528 新書 さくら ももこ 小学館 2005/07/14 ¥1,050
今年に入ってから、ブックレビューを書いたものだけで50冊以上。レビューに書いたもの以外にも少なくとも10冊以上は読んでいるし、基本的に漫画のレビューを書いていないので、漫画もあわせると今年は読書の1年だったなぁ。もともと本を読むことは好きだったけれど、今まで欠かさず読んでいたのはさくらももこのエッセイぐらいだった私が、ここまでたくさん読むようになったのは、ただ通勤時間が延びたから・・なのですが。

ということで、今年に入ってから私が読んだ本の中で面白かったものを勝手にランク付けしておこうと思う。

まず、エッセイ。エッセイといえば私の中ではさくらももこだったのですが、今年読んだ角田光代の「しあわせのねだん」はかなりヒットでした。ひとりずもうも面白かったけどね。

ショートショートでは、村上春樹もいいのですが、やはり星先生は強し。「ボッコちゃん」が最高です。

恋愛小説系では、大崎善生の「パイロットフィッシュ」と村上春樹の「ノルウェイの森」が私の胸を打ち抜きました。甲乙つけがたい!!

ミステリー系では、最近読んだ岡崎二人の「99%の誘拐」がわくわくしてよかったですね。

一般小説の格付けは難しい。角田光代の「対岸の彼女」も、重松清の「流星ワゴン」も、荻原浩の「コールドゲーム」も、山田詠美の「ぼくは勉強ができない」も良かったのですが、今ふたたび話題になっている小川洋子さんの「博士の愛した数式」はすばらしかったです。

漫画はさらに難しい・・のだめカンタービレも、NANAも、ホタルノヒカリも、働きマンも、シュガシュガルーンも面白かった・・先輩と彼女もよかった・・でも、やっぱりハチミツとクローバーは強しです。

コメント